Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

9年ぶりに三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEを見てきた

というわけでタイトル通り、9年ぶりに三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのコンサートを見てきた。10周年ツアーというのもあって思い出補正たっぷりなのと結構長文というよりサクッとまとめた感じなのであまり期待せず「へぇーそんな人もいるんや」と思っていただけると。

9年前はこうだったから今が見たくなった

 以前から書いているように、彼らを見たのは9年前のa-nation、当時のスケジュール的にお伝えすると初めての単独ツアーこと0〜ZERO〜ツアー直前。なのでまだ今より余裕がなくてガッチガチだった頃という、多分ファンやってる方なら「えっその時期!?」となると思うし、なんなら今のライブで欠かせない曲こと「R.Y.U.S.E.I.」とかあの辺の曲が全くなかった時だった*1。そこで止まっていた自分が今年に入ってから後輩グループのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEを見たり、CLなどの配信サービスでの彼らを見て以来、今の彼らのコンサートはどうなっているんだろう?と思うようになっていた。そして気付いたら大きな期待を抱きながら今回のツアーの追加公演のチケットを取り、当日いろいろ用事をこなしてから現地入り。
 

最高の席でOAからじっくりと

 今回の席は全体が良く見える2階スタンド席でも天井間近という最高の座席。そのおかげで、文字通りじっくり見ることができた。周りの席の方々もしっかりマナーを守られる方々しかいなかったので、今思えば幸運だったと思う。
 
 まずOAのPSYCHIC FEVERがスタート。以前配信で拝見したときはまだ固い印象があったけれど、今回見たときは思いっきりやれているように見えて「成長が見える!」という興奮が得られた。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEやBALLISTIK BOYZfrom EXILE TRIBEとは違うラップの強さがあるように見えたし、今後チェックしないとなとなりつつ終了。そして開始まで残り1分のカウントが始まり、0になったと同時に今回のツアーの映像がスタート。
 

最高のオールタイムベストなセトリ

 映像が流れ始めたときは設定や展開にいろいろツッコミどころしかねぇ!*2 となっていたのに、一曲目の「JSB IN BLACK」が始まった瞬間きらびやかなステージがどんどん展開されていくことに魅了されている自分がいた。セットリストも公言していた通り、今回しかできないであろうオールタイムベストでやる曲のイントロが聞こえるたびに感動。個人的には4曲目の「1st Place」、11曲目の「花火」、30曲目の「Go my way」、32曲目の「(YOU SHINE) THE WORLD」のイントロでほろりときて、2曲目の「TONIGHT」*3、8曲目の「JSB DREAM」、10曲目の「SOUTH SIDE」、19曲目の「RISING SOUL」、ラストの「R.Y.U.S.E.I.」でテンションが最高に上がった。コンサートだとこうも映えるのかとか、どこでやっても大当たりな曲なんだという発見ができたのは個人的に嬉しかった点だったかもしれない。
 

余裕が生まれるくらいの経験と努力を感じた

 そんな彼らを見て以前よりステージングに余裕があると感じたのは大きく二つあった。

ボーカルが以前より本当に声が伸びやかになっていた

まず一つ目はボーカルお二人が本当に伸びやかになっていたこと。昔の彼らを見たことある方ならわかると思うけれど、伸びやかではある一方どこか張り詰めている印象が強かった。でも今は登坂さん、今市さんお二人ともにそれぞれ違った形で伸びやかなボーカルになっていたように聞こえた。それぞれ10年という年月でいろいろと変えたり変えなかったり、もしくはソロをやったことによって今に至ったとなると、とてつもない努力を重ねていたんだな……と思わざるをえなかった。

パフォーマーは余裕と共に個が明確になっていた

 そしてもう一つはパフォーマーコーナーを始め各パフォーマーの動き。以前見た時はノリを作るだけでも必死かなという印象だったけれど、今は余裕がしっかりあるし絶対にノリノリにさせていた。加えて後半になったあたりでトロッコにメンバー一人ずつ乗るシーンがあったのだけれど、それぞれの盛り上げ方が全然違くて見てて本当に面白かった。基本はしっかり踊ったりしつつ手を振っていたけど、それぞれの性格というか気質が出ていたように見えたので、そういう見方もできてよかったように思える*4
 

変わっている部分もあるけれど根本は変わってない

 そしてこう書いてはいるけれど、変わっていないなと思う点もあった。それは彼らのMCのときだった。9年前に見たときの出演順がSUPER JUNIOR→三代目→東方神起という見事なまでのアウェイだったのもあるかもしれないけれど、盛り上げつつ次に繋げようとしていた実直さが見えることを仰っていた。そして今回も今の状況の中でできることについてだったり、これからのことだったり、そして何よりもファンの皆さんに対しての感謝の言葉が多く聞こえてきたり。本当に根底的に真面目というか、実直という言葉が本当に似合う人たちであること、ステージに余裕が生まれているけど、根本的には変わってないんだなに変わりがないところが見えて嬉しかったし、昔見られなかったNAOTOさんが12月の公演名を間違えた時にマイク持ちのメンバーに突っ込まれている姿が見れたのも良かった*5
 
 そうして終わったときには9年前のとき以上に素晴らしいステージに感銘を受けながら「同じような音楽が好きな友人を連れて行きたい」と即決めている自分がいた。というのも、実はまさに今回の公演でツアーの最終追加公演こと12月の大阪・福岡公演が決まっていたから、タイミングとしてバッチリだなと思ってのものだった。スケジュール的になんとなく来年はやらないのかな? と思えるフラグ*6もあるので、今のうちに見れたら見ておきたいというのもあるけれど。
 
 ということでサクッとまとめられたかなとは思うけれど、冒頭にも書いたように思い出補正多いのはご容赦頂けると。そしてある意味変わっているようで変わっていなかった、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのコンサートをまた行けますように。

*1:ギリあったとしても「FIGHTERS」とかかな……? という認識です。

*2:あんなお高ぇもんつけてたら別の意味で目をつけられそうとか、「あ〜やっぱりその役割はあなたですよね! わかるー!」というのが多々ありました。

*3:今現在の個人的シングルランキングトップ3に入るくらい好きです。

*4:一番わかりやすくお伝えするなら同じしっかり踊るでも、NAOTOさんはアーティストっぽい、直己さんは先生っぽい、健二郎さんはやっぱり元テーマパークのダンサーだなっていう例えかも。

*5:今市さんに突っ込まれてから登坂さんに聴き直してからも間違えていて、その後ELLYさんに指摘されて笑うというやりとりは今の彼らそのものだよなってなってもいました。

*6:多分登坂さんのCLを拝見してる方ならお分かり頂けると思う。