Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

lynch.の秋ツアー感想まとめたよ/201701020,1104,1110 lynch. TOUR'17「THE BLØODTHIRSTY CREATURES」六本木、大阪、浜松

ライブの感想はいつぶりかと調べたらまさかのHOSTESS CLUB ALL-NIGHTER以来で時の流れの速さを自覚しつつ久々のライブレポです。
lynch.の秋ツアーが先日無事終わったので自分が行った分が終わったのでそそくさとまとめていこうかと思います。
今回行ったのが初日の六本木、玲央さんバースデー翌日の大阪、チケット即ソールドアウトだった浜松の3箇所でしたが*1、1ツアーにつき3本の縛りを破ること出来なかったのがなんともですが。
とりあえず今回特記すべきことを項目別に分けて感想を書こうかと思います。

  • セットリストが歴代でも一番バランス取れていた

ということでまずはこちら、セットリストが過去最高にまとまっていたという感想。
新譜や昨年のアルバムは勿論ですが、インディーメジャーの選曲バランスは過去最高に取れていた気がします。
今回じっくり聴くならMOON始まり、がっつりはしゃぎたいならEVOKE始まりという2パターンな上にアンコールもある程度決まったものとD.A.R.K.リリースツアーの頃くらいまでのものとなっていました。
やはり来年の幕張を意識したものにしたのかというのと、変に変えてしまうよりかはセットリストのパターンを明確にしていた方が手を出しやすいのもあると思います。
あと仮に私自身が中の人になったとしてもファンが勧めるベストなセトリって?となったらやはり新譜と新旧問わずにという形にしますしね。
なので、今回のようなセトリは初見の方にはベストに近いものだった気がします。
そしてその位置は初めてだな、となるような曲もいくつかあったなぁともなりました*2
プレイリスト実際作って聞いてみてもいたんですが、流れとして途切れるどころか違和感なく聞けているのでその辺は流石だなぁと思います*3

  • 再録曲は強いんだなぁと

次に今回曲関連で一番強烈に思ったのが「the whirl」再録版のライブ映え具合についてです。
いやーこれは本当に再録して頂き有難うございます!と思わず名古屋方面に御礼申し上げたいくらいには良かったんですよ。
入りがとてもライブで組みやすいようになったように思いましたし、何よりも楽器隊、特にギターの音がより鮮明になったことで素晴らしいものとなっていました。
しかし何よりも葉月さんが奏艶をやり始めたことによってボーカリストとしての表現力がとんでもなく進化したことが大きいのではないかなぁと思います*4
ほんとバラードというかミディアムナンバーは「が、頑張れ!」となることが多々あったので巣が、今回それがなかったので奏艶が良い影響を与えているのだとなりました。
あと今回特記すべきことが更に照明映えする曲になった点です。
「the whirl」は元々赤の照明が非常に映えていたんですが、今回の再録版はそれがより深まった気がします。
イメージでお伝えすると今までは単純に赤、だったのが今回から黒が混じった赤、血みたいな感じ。
そういう意味でも曲が進化したのが垣間見えたのは嬉しいものでした。

  • 音響と演出共に大阪がダントツでした

そして次はライブ会場の感想です。
今回はツアー内最大キャパクラスの六本木と大阪、そして500だかそれくらいの浜松というとんでもなくギャップある感じでした。
まずタイトルにあるように、初なんばHATCHlynch.で本当に良かった、と思えるくらい大阪が素晴らしかった!
何が良いって、もう音響がハンパないです。
なんばHATCHも場所としては上手寄りの後方だったにもかかわらず音が非常にクリアでびっくりしました。
音響に関してはいつぞやのMy Bloody Valentine三日間行った時に場所変えて見て良さが分かった新木場COASTだったのですが、なんばHATCHも同じことをしたらそのレベルになるかもとなるくらいです。
あと今回のツアーは天井高いライブハウスの方が照明が非常に映えた印象が強かったです。
これは「the whirl」の時に特に思ったことで、正面から天井に行くパターンの照明を多用してたのもあり、浜松のように天井が低いと微妙だったんですよね。
なのでそう言う意味では六本木も良かったんですが、理想的だったのは大阪のなんばHATCHだったなぁと思います。
この調子でますます来年も関東離れが進みそうです、旅行行きたいしね何よりも。

  • 会場内BGMが過去最高にマニアックでオタク大歓喜

と言うわけで今回ある意味一番熱かったのが悠介さんチョイスの会場内BGM。
ここ最近は割と皆が分かるチョイスが多かったのですが、今回は見事に違いました。
とにかくマニアックすぎていつも通りにshazamを使って特定しては「これ分かる人少ないだろ…」となるくらいでした。
ちなみにそんな風に思ってしまった今回分かった分がこちら。

Union Of Knives「Operated On」

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Arcane Roots「Everything (All At Once)」

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Joy Opposites「Head Full Of Tongues」

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Marilyn Manson「Say10」

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A Lot Like Birds「Trace The Lines」

youtu.be


MUSE「Shrinking Universe

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Slipknot「People = Shit」

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※これだけ浜松で確認できた曲
System Of A Down「Chic N' Stu」

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で、ライブ始まる直前がこれ*5で、おそらく全会場そうだったと思います。

The Mad Capsule Markets「Creature」

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というわけでえ、普通じゃんと思われますよね。
しかしよく見るとメジャーどころの隙間にどうした!?となるのがお分かり頂けますでしょうか。
初っ端からUnion of Knivesとか分かる人ホントいたら奇跡レベルな気がします、何せ会場で騒いでいたのは私だけでしたし…*6
あとJoy OppositesとかA lot Like Birdsとか来たときにさらに「うわー!」となってたので悠介さんホントフジでいうレッドとかヘブン、サマソニでいうソニックとかの住民なんだろうなぁとなりました。
しかし本当に今回はどうしたんです!?となるくらいにはよい選曲だったと思います。
ライブ前に激しいのもいいけど、こういう方のがやはりしっくりきますしね。

といった感じでした。
次のツアーの前に幕張なのかな?となりつつ今後のライブが楽しみです。
またこういう形でまとめていけたらなぁと思います。
次は何だろう、ブクガかな?行けるかまだ分からないのでアレですが。

*1:本当は葉月さんバースデーの広島も行く予定だったのですが、色々あって行けなくなってしまったという裏話もあり

*2:昨年のアルバム収録曲である「KILLING CULT」と「THE OUTRAGE SEXUALITY」が4曲目だったところです

*3:あと傾向を見せる意味でもプレイリスト作成は割とオススメです

*4:自分の曲を歌う以上に他の方の曲を歌うのは難しいですしね

*5:いつもTAKESHI UEDAのパートが入った辺りで会場照明が暗転していたのがシュール極まりありませんでした

*6:来日逃した上にもう解散してるんですよね、彼ら…