Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

やり続けるって大事だね/20170529 LUNA SEA The Anniversary 2017@日本武道館

というわけでHYSの余韻を微妙に引きずりつつも行ってきましたLUNA SEA日本武道館
気づいたらあと2年で30周年ということで28年目のこの日に日本武道館、しかもど平日だったというのに余裕の360度座席分ソールドをしちゃった*1辺り期待もしたりしなかったりでした。
当日は仕事をそそくさと早退し、同行の Y女史と合流、パスタを食べながら酒を飲んでから超ギリギリに武道館に行くというひっどいいつも通りの進行。
会場入ったのはぶっちゃけると3分前くらいだったんですが、余裕で時間を押してたのでもう少しいても良かったねと言ったり言わなかったりをしてました。
ちなみに座席はまさかの2階北ブロックの前の方という言い方を変えますと、

 

メンバーを真後ろから見れるという機材大好きだったりバンドやってた人的には最高に天国な座席、です。

なのでさらっというとSUGIZO氏のスタッフを見てたらいつ始まるかが分かるくらいよく見えてた為、共にバンド経験あったのもあり二人でノラずにガチでガン見しよっか…となりました*2
そして20〜25分くらいしてから暗転。

気になる本編でございますが、セットリストはここ近年の曲を詰めたものだったのですが、そのバランスが非常によかったです。
どこがどう良かったか、と書くとするとまぁやっぱり前半部分に尽きますので、ここにひたすら書き連ねておこうかと。
まずSEが大分お久しぶりな「月光」から1曲目にいきなり「Metamorphosis」が来て一気に引き込まれておりました。
その時2012年の武道館6daysの初期メインの日にやった「In Future」始まりを思い出しちょっと泣きそうになりつつこの時点でいやぁいつもよりかなり攻めてるなーと思い、SUGIZO氏のギターソロ終えた辺りでソロ終わりの部分が繰り返されているだけで、あれ?と思っていたら真矢氏のハッとカウントからの「PRECIOUS…」が始まり、会場内のお客さん総意で「そうきたか!!!』となっておりました。
あまりにも自然に始まったのでかなり驚きつつ多分こうなるだろうなぁという想定もしつつ、ライブは進んでいきました。
個人的に「JESUS」でおおーとなっていたら次にこれまた「Image」がきて嘘おおおお、となりつつ自然と拝んでいました。
前聞いたのいつぶりよ…と思い出しつつ*3、この後に「The End of the Dream」がきた後に個人的にまさかの「HURT」と「NO PAIN」が来て正直「チケット代倍払います!!!」となってました。
個人的に、とつけたのは、実はこの2曲は「STYLE」と「SHINE」で一番好きな曲でして、今までSLAVE限定だったりまさかの行かなかった日にやったというパターンのものだったので、ようやく聞けた、という思いが大きかったです。
しかし改めて「HURT」を聞いて思ったのですが、今のLUNA SEAにこういうタイプの曲が本当に合っているなぁとなれましたし、この曲を聞いたことでどの会場のキャパシティーでも映えるんだなぁ、と再考してました。
それくらい演出込みで非常に良かったですこの部分。
で、この後は多分概ねここれ例年と変わらない流れだったのですが、「ROSIER」の終わりがまたいつもと違う形になっていてまさか…となっていたらここで「Metamorphosis」の続きをやるという流れに。
あまりやるようでやってなかったこのパターン、読めてはいたのですがいざやられると「すげー!」っていう感想しか出ませんでした。
そして「Metamorphosis」だったのはこの曲がそういう演出を非常にやりやすい曲構成だったのかな、ともなりつつ。
そのまま終わった後のアンコールはスマホライトでバースデーソングを歌うという昨年24日のような光景が見れてものすごい綺麗でしたし、こういうのをやれるファンっていうのもいいなぁともなってました。
メンバーのMCの後にアンコール一曲目が「Anthem of Light」、本編でやっていなかったっけ、と思わずなった「TONIGHT」、そしていつもの最後の曲である「WISH」
いつも通りに「WISH」で終わるかと思いつつアンコールをしていたらメンバーが戻り、ステージ上で話した後に本当の最後の曲である「MOTHER」が。
これまた黒服限定GIG以来だったのですが、あの時よりもコンディションが確実に良い状況だったのでこう響くのか、となってました。
セットリストを見ていると先述にもあるようにここ近年の曲を集めたものだったにもかかわらず、他のアーティストでもあまりやっていない演出やらで盛り上げたという意味では素晴らしかったと思います。
「LUNACY」からは「TONIGHT」しかやっていなかったり、意外と「STYLE」までの曲が多かったりっていう発見もできましたしね。

で、ここからはガン見していた成果というかなんというかと称してメンバーのステージングやら諸々の感想を。
改めてLUNA SEAのステージングって精密且つファンがこうしたら喜ぶっていうのをよくわかっているなぁと思わされました。
何がどうなの、と言われると多すぎてどう説明したらいいのかとなるのですが、ここでこう動いたり、北ブロックのお客さんの方へ行ったりとか、こういうアクションをしたらというのが全て計算し尽くされているように見えたという感じでしょうか。
あと改めてSUGIZO氏テックさんが凄い仕事してる、って思いました後ろから見てて。
SUGIZO氏はテックさんにエフェクター踏んでもらっているという話をあらかじめ聞いていたので、どの曲でやってるのかとかも全部見えたんですが、ステージングを優先してこうせざるをえないんだなぁともなりました。
あとどこからでも見えるようにというので「TONIGHT」の時、ペダルをあらかじめ上手、中央、下手に設置してあって例の部分をしっかり見えるように3箇所でやるというのとか見れたので、改めて後ろから見て成る程なぁとなっていました。
そしてメンバー5人の演奏能力の高純度具合と言ったら凄まじいものです。
特に私自身ドラムをやっていたのもあり、真矢氏のアタックとかドラミング、リズムのパターンとかじっっっっっくり見てたのですが、LOUDNESSの樋口氏から言われて以来パワー型にと思ったらやはり昔のテクニカルな一面も見れたように思います。
本当にドラムが名刺になっているってこういうことを指すのだなぁと。

そして年末にまたライブかーとなりつつライブを終えてすぐタクシーを捕まえ、予約していたお店でちょっと飲んだのですが、やはりお互いガン見の感想をひたすら言い合っていたので経験しているとそういう感想しか出ないし、良いライブの後の食事ほど美味なものはないなぁと改めて。
後お店自体気に入ってもらえたので良かったです*4
翌日仕事なので早々に帰りましたが、色々と話せて良かったなぁと。

で、翌日ライブに行ったことをいじられつつもlynch.の川崎のチケットを購入していたのでした。
果たして行けるのやら。

*1:実はチケット発券した段階で「うん、知ってた」となってましたここだけの話/詳細は後述

*2:視力いいのもあるので、エフェクターとかその辺もはっきり見えました

*3:思い出したら2010年の黒服限定GIG以来で真顔になりました

*4:武道館後恒例のここです