Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

これぞ異質同音っていうぶつかり合い/20160626 251 presents AND POINTED vol.105 supported by JUNGLE LIFE shimokitazawa CLUB 251

ということで丁度1ヶ月後に今度は下北の面白過ぎる3マンライブを見に行っておりました。
THE JETZEJOHNSON、Migimimi sleep tight、JAWEYEというタイトル通りの事がすぐ予想出来たとんでもねぇカードでして、どのくらい楽しみにしてたかと言うといつも当日近くにならないとチケット買わない身の己が比較的早くチケットを買って楽しみにしていたくらいです。
思えば1年2ヶ月くらい前にもジェッジ3マンツアーで来てたなぁってふと思い出しつつ作り置き作ってから向かったので案の定遅刻気味な18:33着。
しかし時間が押していたようなのでまぁほっと一息つき段になっているところの中央を確保しつつフロアを観察。

客層の割合的にmigimimiが圧倒的、JAWEYEとジェッジはちらほらな印象でした*1
改めてメガマソ涼平氏のネームバリューは凄いなぁと実感しつつ、私は10年前に見て以来だから久々すぎる…となっておりました*2
そしてステージを見てJAWEYEがトップバッターだと分かってお酒を飲んで待っていたら暗転。

ということでジェッジの3マンツアー以来、すなわち約一年二ヶ月ぶりのJAWEYEでしたが非常に良かったです!
完全自主になってツアーを経ての対バンと言う状況下でのライブだったのですが、本当に自由にやれているなぁという印象が強かったです。
あとほぼ45分セットをやっと見れたのですが、出演順・客層に合わせてセットリストを考えている上に、少し変化をつけてはいるけども基本的な王道の組み方なのだなぁと改めて思いました。
ちなみにこの日は新譜+旧譜満遍なくという初見の方にとってもかなり聞き応えあるもので、ほぼ流通しているCDからやってるので良いと思った方にとってもすぐ手を出せるようにしているのも考えているなぁと。
そして今回一番好きな曲である「Assassin」をやりまして、そもそもやってる回数自体少ないんじゃないか、となるくらいにはやってないように思えたので今回まさか聞けると思わずガッツポーズ。
で、ライブで聞いた感想だと結構ラウドな仕様なのだなぁ*3となり、CDとの印象が違かったのが面白かったです。
そして新譜の曲もやっと聴けたのですが、ますますワンマンに行けば良かったなーとなってしまいました*4
そして原氏が入ってからも初めてでしたが、彼が入ったことによって音のキレが更に良くなったように思えます。
鋭さが増したというか、ライブでやるには更に良くなったなぁと思いました。
この日も「STARGAZER」で終わりだったんですが、最後はのっちゃいまして、大人見の予定が此処でもう崩れるという。
そしてすぐ入れ替えが成され、2番目のMigimimi sleep tightが開始。

ということで本日の初見枠ことMigimimi sleep tightだったのですが、まず何年ぶり?となる方が多い上にある意味凄い経歴の4人が揃ったドリームバンドだなぁとほんのり思ってました*5
確かこの日の1曲目は「Akirakeiko」だったのですが、一曲聞いて「あれ、結成4ヶ月のバンドってこうだっけ?!」となるくらいにはバンドとして出来上がっていました。
曲がラウドなJAWEYE、精密さのあるジェッジとはまた違うアプローチが成されている
特にベースが元FUNKISTのJotaro氏なのもあり本当に上手いうまい!
相変わらず変態なベースで何よりでしたし、あと松本氏のドラムもthe telephonesの時以上に聞き応えあるものとなっておりました。
松本氏は「決して目立つわけではないけれど、着実に刻んでいくタイプ」という名古屋系あるあるを受け継いでる数少ないお方なので、それが再確認出来た場でもありました。
依恋氏はボーカリストとしても、フロントマンとしても愉快なお方だなぁと。
ちゃんと初見のお客さん向けにもフロアで乗れるようにしていたのが良かったです*6
そして涼平氏があんな楽しそうに弾いたり喋っている姿を久々に見たなぁとなりましたし、センスの塊そのものだなぁともなっていて藤戸氏と仲良くなるのも凄い納得でした*7
あと涼平氏の曲って本当にどういう界隈であっても一発聞いて分かってしまうくらい強烈なのが変わらないんだなぁと。
現に「puputan」とか「Migimimi」聞いてても多分曲作ったのは涼平氏なんだろうなぁってなれましたし*8
いやーしかし結成4ヶ月にしてこれ凄過ぎる…と思わずなるくらいには良いライブでした。
此処までで2バンド良いライブを見せられたので、お酒をお代わりしてフロアに降りてのんびりとしていたら思いのほか早く転換が終わりジェッジ開始。

というわけで本日のトリことTHE JETZEJOHNSONでしたが、この日はサポートギターの大橋氏いない編成だったのでどこか音の厚みがスカッとしている感覚にはなりました。
その音の厚みは蓮尾氏と響氏、小池女史の3名によりカバーしてはいましたが、出来る曲は限られていたなぁともなりました。
そしてこの日は「青の連続」始まりで、個人的に初めて聞いたパターンだったのですが、いつぞやのlynch.の「MOON」始まりと同じようにしっくりくるどころか「太陽の帝国」始まりより全然掴みがいいなぁと思えました。あれはあれで好きなんですけどね。
そして今回久々に聞けた!となる曲もありまして、というのも今回前2バンドが良すぎて急遽やる曲を変えました!とのことでやったのが「02mixedLOUDER」で成る程なぁともなりました。
あれなら大橋氏がいない編成でも出来るよなぁと一人納得もしてました。
そしてこの日、藤戸氏は先日のワンマンの時のような声の伸びが余り無かったように聞こえたので、調子としては微妙だったのかなぁと。
ただ歴代見た対バンの中ではまだ良かったライブだったのかなぁと思いつつ、前2バンドに見事に食われてしまっていたなぁとなるものでした。

というわけで見事タイトル通りの異質同音と言う言葉が似合うそんなライブでした。
個人的にまた色々と分かったり見れたり、はたまたもってかれたのが凄い良かったです。
後々この3マンのお客さんの感想調べたりしてたんですが、皆それぞれ良かったと言い合っていたのでバンドサイドにとっても凄い良いものだったんじゃないかなぁとなってました。

*1:終わってから思ったのですが、多分ジェッジのお客さんトリと読んで遅く来てたのかなぁとふと

*2:確か彩冷える脱退前に連れてかれたんですよね当時

*3:CDの音質って大事なんだなぁ…ってほんのり思ってもいました

*4:大体lynch.のツアーと丸かぶりなんですよね。

*5:ほら、一人が10年ぶりですから…

*6:あと後のTwitterでただの蓮尾氏信者だって分かったので余計推す要素しか無かったというオチ

*7:実は始まる前の物販エリアで2人が話してるのを見てたので余計これは思いました

*8:ちなみにクレジット見て答え合わせしたんですが見事正解でした