Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

素敵というかエモい光景再び/20160215 lynch. Produce day 玲央day「INDIVIDUAL DIFFERENCE #2」 CLUB PHASE

ということでこれまた運良く取れたので行ってきましたその2。
この日はProduce dayシリーズの中で一番行きたかった日だった玲央氏の日です。
名古屋で玲央氏がlynch.より前にやっていたバンド、GULLETとして活動経験のあるryo氏と同じくGULLETとして、そしてlynch.初期メンバーのサポートとしても活動していた攸紀氏*1が所属しているHOLLOWGRAMとの対バンだったので個人的にGULLETからだった身としてはなんとしてでも!となっていたわけです。

そしてこの日は運がいい事に番号が割と早めだった*2ので普段見れない玲央氏の足元が見える位置にそそくさと。
その理由は後程書くとして、この日の転換中BGMは玲央氏チョイスだったのですが、かかっていたのが絶対分かる人少ないだろ…っていう方面でとても微笑ましかったです。
明徳氏の日と比べるととてもマニアックです…一応確認出来たのは此方。

www.shazam.com

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nine inch nailsが来た時「やっぱりthe download spiralか!そうなのか!」ともなりつつ世代的にこの辺なんだなぁと改めて思っていたら暗転、HOLLOWGRAMが始まりました。

ということでHOLLOWGRAMですがいつぶりだろうと思ったらまさかのこのライブ以来でした。

 

cracker3103.hatenablog.com

 初ワンマン、またの名を眞呼氏がいらっしゃったあのライブです。
あの日はakaya氏のVJもあって音とリンクさせると言う楽しみ方と初めてが対バンではなくワンマンだったというのもありファーストインパクトからどうなるかなぁとなってました。
しかし一曲目が始まったと同時にその懸念が一気に消えて「ああ、そうだこのバンド玄人しかいなかった!」と思わずなるしかなかったです。
どのくらい玄人かと言ったらもうどのメンバーを見てても「やばい、楽しい!」と思えるくらいのレベルの人しかいない、と言えば通じますでしょうか。
そんな人達しかいないので良くまとまってるというか、一曲いっきょくの乱れが一切なく精度の高いジャジーなナンバーを繰り出されてもううっとり聞いてるしかなかったです。
ただ新譜の曲が結構ポップ且つ取っ付きやすい曲があったのでその辺でlynch.のファンの方ものってたので見ててホッ*3
ちなみにセトリとしては旧譜と新譜ほどよくまとめられて大体10曲くらいですかね…書いてる時期的に記憶曖昧で申し訳ないです。
そしてこの日ryo氏のMCで今回のイベントの事も勿論話していたのですが、個人的にイベント名を言おうとして噛んでしまった際に「長いわ!」とか最後に「lynch.によろしく!」と言ってたのがかつてバンドメンバー同士だったんだなぁと言う風に思わせてくれる部分だったので、面白かったっていうより懐かしいなぁと言う感じのが強かったです*4
HOLLOWGRAMになってからは初めての対バンだったのもあるからそれもあるかもしれないけど。
そしてこの日も転換が20分程で終わったんですが、転換の時にもう前に人詰まったのを見て、「そんなに早くから詰まらなくてもステージは逃げないのになぁ」と思いつつ見てたりしてたらさらっと暗転してlynch.が登場。

ということでlynch.だったわけですがセットリストも玲央氏セレクトということで歴代セットリスト見た限り割とライブの鉄板曲ばかりの傾向だったのですが、やっぱりその通りでした。
此処まで思ってた通りの曲が来ると、ツアーセトリ後半部分固定なのがかえって納得出来たんですけどもね。
といいつつこの日まで割と変則的なセトリ多かったのもあったからか、「I'm sick, b'cuz luv u.」と「JUDGEMENT」*5を久々に聞いたなーともなってたのでした。
そしてこの日個人的にやるだろうと読んでいた「OBLIVION」と「COSMOS」がきてやったー!となりつつのりながら足元をじっとガン見という。
と、此処でやっと何故前で見てた理由を書けるわけなのですが、よく雑誌や他バンドの方、あと昨年11月に言った際EPSの方が「玲央さんの機材の拘りは凄い」というのを聞いたり読んだりしていたのでどのくらいなのかな、というのを確認するというのが目的でした*6
だってエフェクターとかに関してこの人を参考にしてるって公言されたらそりゃあ見たくもなりますわ…。
で、両曲共に言えるのがエフェクターの踏み替える頻度の高さやこの部分どうしているのかな、という疑問が多かったのでやっと見れて良かったです。
そして実際見た感想なんですが「OBLIVION」のエフェクター踏み替える頻度は予想以上だった上にそのタイミングでやるの!となれたし、「COSMOS」に関しても意外な発見多かった印象が強かったです。
そうしてるうちに本編も終わり、アンコールで葉月氏、晁直氏、玲央氏が出てきてもしや…となっていたら葉月氏が攸紀氏をlynch.時代の名前で呼び初期lynch.メンバーによる「59.」と「unknown lost a beauty」を聞けるいう素晴らしいアンコールサプライズが。
攸紀氏による「unknown lost a beauty」のベースソロと明徳氏のベースソロ、此処まで違うのか…聴き比べられたのが非常に面白かったです*7
そして今回一番のサプライズがこの後にきたわけなんですけど、アンコール2曲終えた後にryo氏と悠介氏が呼ばれてまさか…!となってたらGULLETの「deracine」をやったという個人的に涙ものな展開に*8
いつしかamber girlと9GOATS BLACK OUTとやった時にやった以来の「deracine」だったみたいですが、元メンバー3人いる状態でっていうのがぐっと来ました。
その後明徳氏が出てきて「俺忘れられてるもんで!」と言って出てきたのには笑ったんですが、玲央氏が「明徳GULLETファンだからいいでしょ?良いもん聴けたでしょ」といった後にこのGULLETの流れは明徳氏のリクエストもあって、とのことだったので「有難う明徳氏!」と内心思ってたのはいうまでもなく。
そして最後は「A GLEAM IN EYE」で終了という、もの凄い充実感あるライブでした。

あ、そしてこれ絶対書きたかったので改めて。
今回上手前方のスピーカーが割と近かったのにも関わらず耳が全然痛くならないくらい音がクリアだったのを確認出来たのも凄い良かったです。
というのも以前から雑誌のインタビュー等で玲央氏がその点を凄い気遣っているという事を言っていた*9ので、小箱の音響が大の苦手な私が行っても大丈夫なのかと思ってたんですね。
で、この日実際いて思ったけど全然終わった後も耳鳴りがしないという奇跡的な状態で、終わった後本当に驚きました。
なのでこれくらい音や機材とか気を使ったりすれば小箱でも音ってしっかり鳴るんだなぁともなれたのでした。

ということで今回の企画ライブは二日のみだったのですが*10、それでも十分楽しめるものでした。
今度は出した人全員が行けるような集客量のある会場且つ、2部制のライブの時に片方の部しか入れないようにするといった措置をとるといった対策も練ってほしいなぁと思いつつ、春のツアー楽しみに待とうかなぁと思います。

*1:昔の名義でいうとゆきの氏ですが今回は此方で書かせて頂きます

*2:約2年ぶりの二桁でした…

*3:正直両方目的だった身としてはその辺が凄い心配だったんですよ…棒立ち多かったから最初…

*4:特に前者のMCの時素の口調かなぁと思わせる感じだったので余計だったかもしれないです

*5:え、いつぶり…と思い出したら昨年の7月のFC限定ライブ以来?でそうでもなかった事に驚愕でしたが

*6:って言うくらい普段度のライブでも前には突っ込まないタイプなんですよ

*7:明徳氏はとてもラウドな仕様なんだけど、攸紀氏は凄いスタイリッシュでした

*8:月氏もそりゃあ「玲央さんとryoさんとゆきのさんが同じステージにいるぞ!事件だー!」とMCで言うわけです

*9:その事に関して一番最近言及しているのがPlayer2016年3月号なので機会あれば是非とも一読お勧めします

*10:最終日も行く予定だったんですが諸事情に加え家族にインフルエンザ出たので断念したというオチです