Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

リバイバル is 恐ろしい

ということでやっと書けるくらい落ち着いてきたのでポシポシと今年初ライブの感想をば。
今年一発目こと17日はHOLLOWGRAMワンマン代官山行ってきました。

元々見たいなーと思っててワンマンやらないかと思ってたら開催決まってたけど、翌日行きたいライブと悩んでた矢先に年始のとんでもない発表でもって行くのを決めたと言うくだりがあるんですが、まぁそれは置いておいて。
限りなく後ろの番号だったので、去年の大雪BO NINGEN*1の時よりは寒くないとブツブツしながら待ちつつ、とりあえずフォロワーさんと合流後PAエリア近くを取って喋ってたら暗転*2
HOLLOWGRAMはまーとにかくライブにおける楽曲表現が上手すぎました。
フリとかいらないなーってなりつつ近くにあった柵によりかかりながら本当に文字通り「曲に酔ってうっとり眺めてる」だけでした。
楽曲の振り幅も勿論だけど、やっぱり何と言うか、音の作り込み方が凄いのだなーと。
その話題からの派生ですが、これだけ感動してた理由として音源を余り聞き込んでいなかったから、というのもあるかもしれません。
というのも一回聴いて「余り聞き込んだらライブの感想として音源負けする」って咄嗟に思って、それ以来本の数回程度にしか聴いてなかったんですが、それが今回本当に正解だったんだなぁと思いました。
ライブ行ってから改めて音源聴いて「ああ、これはこうきてたんだなぁ」という答え合わせが久々に楽しいですしね。
あと、とにかくryoさんのボーカルとしての表現力は本物なんだなぁと思いました。
どういう風に言えばいいのか、と言葉が浮かばないのですが一声出しただけであそこまで場の空気が変わって、楽曲にのめり込ませるボーカリストって本当にいないなぁというのがこれまたうっとり眺めるだけになった理由の1つです。

ただ、アンコール待っていたらこれまた意外とゆっくりな暗転から、ryoさんじゃない!っていうざわめきと共に今回行こうと決めたきっかけとなったdeadmanの眞呼さんが出て来ました。
deadman好きになって12年、ただその時は追う事も出来ず9年前に活動休止、去年aieさん見たのに続いて初めてっていう状況だったのでした。
表舞台に立つのが9年ぶりだし何を歌うのか、ブランクはどうなのかと不安がとても強かったし、歌うとしたらソロの曲なんだろうなぁと思っていたのに過去やってた2バンドの曲、keinの「思い出の意味」、deadmanの「blood」「quo vadis」と両方共に一番好きな曲が来たのに加えて現役以上のステージング、っていうねぇ…*3
歌い終えた辺りにryoさんが出てきて、そのまま眞呼さんと両手ハイタッチをした時二人が凄い嬉しそうな笑顔だったのと、立ち去るときの眞呼さんは手を振りながらも笑顔だったのを見てもう泣き崩れるしかなかった。
その後のryoさんの「本当にカッコいいよね」っていう一言も凄い嬉しそうだったし、その後歌った曲も凄くリンクしているようでずっと泣きながら聴いてました。
何か凄い澄んだ感覚だったんですよね、あの時。

そして最後の最後もやってくれたなーって思ったのが公演終了後のスタッフロールでした。
VJに9goats black outでサポートメンバーだったakayaさんの名前がありまして、それを見て会場に最後のどよめきが。
で、実はakayaさん、私の目の前にいたんですよね…いまいち確証得られずもしや、となっていた傍でこれだったので本当にやってくれたなぁとなれたのでした。
ライブ終えた後同行していたうちの一人が9goatsをきっかけにバンドを組んだ人だったので、話しかけてる姿を見て一人ホロリとしてもいたり。
その後一緒に見てたお二人と共に帰りながらライブ感想を言い合ったりしてからの帰宅。

って言う感じなもんだったので最低一週間抜け殻になってました…。
本当にライブ見て「今まで見てきたライブってなんだったんだろう」ってなるしかなくなるのはとりあえず久々だったので、そういうものを見れたということが非常に嬉しかったです。
HOLLOWGRAM、次はホールで見たいなぁ…となりつつdeadmanの復活あり得るだろうなぁ、ともなれた2015年一発目だったのでした。

*1:あれ経験してからは寒さの耐性どこかおかしくなりました

*2:意外とゆっくり暗転だったから「えっ」ってなりました思わず

*3:それにdeadmanの「Familiy」か「please god」「溺れる魚」きたらもう立ち直れなかったと思います